☆タイトル：「雪の断章」 ☆著者： 佐々木 丸美さん
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☆出版元：講談社文庫（すでに絶版）
☆発行年：昭和５０年１１月（１９７５年)
☆映画 :１９８３年に斎藤由貴さん主演で映画化されました。
☆映画タイトル 「雪の断章〜情熱〜」
☆メインキャスト☆
*夏樹伊織（原作では倉折飛鳥）・・・斎藤由貴
☆本編のあらまし
*物語（単行本より抜粋）
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| 登場人物 | 紹介 | カールから一言 |
| 倉折飛鳥 （くらおりあすか） |
本編のヒロイン。 ７歳まで孤児院で育ち、この時大金持の家、本岡剛造に 養女としてひきとられる。 孤児という生い立ちと生来の気性のせいか、かなり 一本気で頑固なところがある。 しかし祐也と出会い育てられていくうちに芯の強い心の 優しい少女に。 父親がわりであり、兄とも慕う祐也に次第に男性として 惹かれ恋心に想い悩むようになる。 |
この飛鳥を安達祐実ちゃんに演じてほしいんですよ！ ヒロイン飛鳥の苦難連続の生い立ちといい、内面の表現が 難しい役柄は祐実ちゃんにぴったりだし彼女なら 必ず演じこなしくれると思います！ 人を感動させる芝居のできる祐実ちゃんにしか この飛鳥はできないと断言します！ 勝ち気で決して人に涙をみせない飛鳥の強さも ぴったりだと思います。 |
| 滝杷祐也 （たきえひろや） |
東北産業という大会社の御曹司。 教職を志すが、一人息子で跡取りのため反対を 受けていた。 仕方なく教職をあきらめ彼は大学卒業と同時に 家を出て、北海道の北一商事へ入社。 もともと権力意識や野心などは皆無。 しかし仕事ではめきめきと頭角を現す秀才でもある。 性格はおだやかで、温厚。 厳しさと深い優しさを併せ持つ完璧な理想の男性像。 大学生の頃、５歳の飛鳥と出会い、彼女が７歳の時に その悲惨な状況に同情し、引き取る。 それからどこへも養女へやらずに飛鳥を育てていくが・・・。 |
初めに・・・「こんな完璧な男性は世の中にいるのか！」 と思えるほど魅力的で素敵この上ない祐也さん！ かっこよすぎ！・・ってわけで田辺誠一さんに ぴったりなんですよ。 実は御曹司であるところとか・・・野心などなくても 秀才でなんでもこなすところとか。 何よりも厳しさと優しさを併せ持つところが どこか某ドラマのＨ・Ｍさんを思い起こさせ、読んでるうちに いつのまにか田辺さんに早変わりっ！ 田辺さんなら、あの祐也さんの誰もが憧れてしまう素敵な雰囲気や物腰・・・ しゃべり方など・・・ぴったりだと思うし、演じ切ってくれると断言します！ 普段は、穏やかでも、心の中は、情熱的な祐也さんを演じられるのは 田辺さんをおいて他にはいません♪ |
| 近端史郎 （おうはたしろう） |
祐也の親友。 飛鳥が、かつて養女として引き取られた本岡剛造のいる東北産業勤務。 祐也とは仕事上で出会った友達で、しょっちゅう、 家に出入りしている。 初めは飛鳥の存在を疎んじるが次第に祐也に 次ぐ親代わりとなり飛鳥の信頼を得る｡ 性格は祐也とは正反対で明るく、お調子者。 しかし実は暗い過去を秘めている人物。 後年、成長した飛鳥に想いを寄せるようになる。 |
好きなんですよ〜史郎さんも。 でも、やっぱり私は、祐也さんがいいけれど（笑） （うんうん、史郎さんも、いいんだよね〜^^ゞ） 普段は明るく調子がいいけれどやる時にはやる男！ という感じでとても魅力あります。 恋人というよりもお兄さんにしたいタイプですね。 また史郎さんがいたから飛鳥と祐也さんはうまく暮らして来れたし、 お互いの想いも通じ合ったんじゃないかと思っています。 ラスト・・・・史郎さんの存在が飛鳥の道を照らしてくれるんです。 史郎さんにも、幸せになって欲しかったです（泣） |
| 中原順子 （なかはらじゅんこ） |
飛鳥が高校で出会った唯一、無二の親友。 すっぱっと竹を割ったような性格で、学年でもトップクラスの秀才。 様々なことにぶち当たる飛鳥の良きアドバイザー。 |
順ちゃんは大好きですね。 こんな親友がいたらいいなぁって思います。 |
| トキさん （ときさん） |
祐也の家の家政婦。 北海道に一人暮らしの祐也を心配した両親が 彼女に世話を頼んだらしい。 初めは飛鳥の母親的存在として信頼を得るが、 飛鳥が成長するにつれ，ぞんざいな態度を取り始める。 祐也を息子のように思っているため飛鳥の存在が 気に入らない。 飛鳥と様々なことで衝突する。 |
・・・・いますよね〜こういう人ってというようなトキさん・・・。 （うんうん、いるいる 笑) 限りなくよく働く世話好きおばさんなんだけど、 それって裏を返せばちょっとけむたい存在かもしれないですね。 飛鳥を娘のように思ってはいるけれど祐也さんと近づくのは 許せない！とチクチクいじめるのは、もはや小姑の域？ とにかく，よくしゃべり，よく動き、そしてよく小言をならべ、飛鳥をチクチク。 いい人なのかもしれないけれど。 かなり，おもしろいキャラですよ。 某佐々木作品では「山んば」とネーミングされています（笑） |
| 守谷厚子 （もりたにあつこ） |
祐也と飛鳥と同じアパートに引っ越してきた女性。 優しくて、飛鳥の姉的な存在でもある。 祐也に密かな想いを寄せる。 |
厚子さんみたいなお姉さんがほしい〜〜〜！！！ |
| 津田礼子 （つだれいこ） |
祐也の婚約者。 美人でお嬢様（？） しかし祐也とは両親が決めた婚約者同士であるために 祐也は彼女を拒否している。 しかし彼女は祐也と結婚したい！と 飛鳥につめよるが・・・。 | |
| 西岡刑事 （にしおかけいじ） |
本岡聖子を殺した殺人犯を調査している。 無実の罪をきせ、飛鳥を苦しめる。 （多分）合理主義者（？） | |
| 本岡剛造 （もとおかごうぞう） |
孤児の飛鳥を引き取った人物。 性格は冷淡で、良い所が全くない。 後年、会社を辞職。 | |
| 本岡奈津子 （もとおかなつこ） |
剛造の娘。（２人姉妹の妹） 飛鳥とは同じ年。 養女としてひきとられた飛鳥をまるでお手伝いのよう に、こきつかい、いじめぬく。 性格は典型的なわがままなお嬢様。 後に高校で飛鳥と再会。 姉の聖子が殺されたのを飛鳥がやったのだと 勘違いし 更に飛鳥とは敵対していく。 | |
| 本岡聖子 （もとおかせいこ） |
剛造の娘。 奈津子の姉。 マンションの一室で何者かによって殺される。 |
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☆雪の断章とガラスの仮面との共通点（なんとっ！驚くほどに共通点があるのだ！）
＊共通点 『ガラスの仮面』VS『雪の断章』 |
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| ヒロインは | ヒーローは |
マヤはラーメン屋。 飛鳥は孤児院あすなろ学園。
マヤは演劇で。 飛鳥は自分の境遇で。 物語はヒロインの成長物語でもある。 マヤは演技や内面で。 飛鳥も内面で。
マヤは真澄様に「ちびちゃん！」VS 飛鳥は史郎さんに 「ちびちゃん！」 （ただし飛鳥の場合、祐也さんには「飛鳥！」ちっ、おしいっ）
マヤは真澄様に。 飛鳥は祐也さん（と史郎さん）。
マヤは真澄様に。 飛鳥は祐也さんに。
マヤは真澄様に。 飛鳥は祐也さんに。
（両方とも、ねちっこいいじめ） マヤは紫織に（ドラマのみ） 飛鳥は奈津子に。
紫織はマヤを誘拐未遂、芸能界追放？ 奈津子は、飛鳥に雪の中、ジュースを買って来させるなど。
マヤには桜小路君が。 飛鳥には史郎さんが。
しかし結局ヒーローの元へ！ マヤは桜小路君になぜか(ふふふ・・カールはなぜか、 桜小路くんに、厳しいのだ 笑）、初恋。 飛鳥は、史郎さんにプロポーズされ、一度は、祐也さんを あきらめる。
マヤは婚約パーティで「速水さんには紫織さんがいたのに・・・（泣）」。 飛鳥は一人合点で「祐也さんの結婚が近いことを確信しています」。
マヤは芸能界での中傷・陥れ。 飛鳥は殺人事件の無実の罪。
マヤには亜弓さん＆月影先生! 飛鳥には順子＆厚子さん!
マヤは出会ってからしばらくして。 飛鳥は育ててもらいながらしばらくして。 恋愛描写がかなりプラトニック ・・ マヤと真澄様（後になって抱きしめ＆キス） 飛鳥と祐也さん（最後で抱きしめ＆キス）
源造さん ＶＳアパートのおやじさん |
速水真澄様VS 滝杷祐也さん!
真澄様は大都芸能御曹司。 祐也さんは東北産業御曹司。
真澄様は大都の鬼。 祐也さんもめきめき頭角あらわす。
真澄様はマヤに 紫の薔薇の人として高校など援助。 祐也さんは飛鳥を生活全般・高校・大学と援助。
真澄様には紫織。 祐也さんには礼子さん、厚子さん（お嬢でないが）。
しばしばなり・・ 真澄様はブラインドの前で黄昏てるし。 祐也さんは窓辺でじ〜と物思い。
（常に吸っている） 二人とも消費量はかなりのもの・・ 真澄様はかなりのたばこ好き。（ドラマではあんまり） 祐也さんもよくたばこを吸う。
真澄様はマヤに。 祐也さんは飛鳥に。
真澄様（クールに） 祐也さん（おだやかに）
真澄様はマヤがいなくなっただけで錯乱。 祐也さんも飛鳥が家出しただけで錯乱。
真澄様は影から。 祐也さんも影から？
真澄様は年の差、立場、自分のしたことを考えすぎ。 祐也さんは自分が育ててきたこと、飛鳥に『偽善者！』と いわれたことを考えすぎ。 うさんくさいおじさまが登場する ・・ 小野寺一理事長 ＶＳ西岡刑事 |
飛鳥と祐也さんは１４、５才差 お嬢様は性格悪くわがまま・・ 紫織（ドラマ）VS 奈津子
マヤＶＳ乙部のりえ と飛鳥ＶＳ奈津子＆剛造 最後は必ず結ばれる！ マヤ＆真澄様（ドラマではハッピー）VS 飛鳥＆祐也さん（めでたく婚約いたしましたとさｩ ） |
文*カール＠実行委員長
レイアウト原案*ポンタさん
（ )内のつぶやき(笑)*カール＆youko
